続・仕事中のドラマ

ものすごくご無沙汰になってしまいました。

ちょうどその間がめちゃくちゃ忙しい時期で、締切がいくつも重なっていて、オマケに現場仕事まであったりしました。僕は、あまりゴチャゴチャと色んな事がある事に楽しさよりも不安を覚える「農民タイプ」なので(笑)、じっくり長期間集中して作業が出来る方が有難かったりします。

とは言え、そんなこんなでようやっと作業が一段落して(請求書出したので本当に終わり)、忙しかった日々から開放されました。まぁ、今度は仕事がない不安との闘いなのですが……。日記書いて無かった日々も、海外ドラマはずーっと見続け(聞き続け?)てました。

以前書いた『X-ファイル』なんですが、シーズン5の終わり辺りで中断してます。『X-ファイル』は一話完結が好きなんですが、この辺りになるとやたら全編を通して描かれる壮大な陰謀話が出て来るんですよね。ネットを観るとそっちの方が好きな方が多いみたいなんですが、僕は単発話の方が好みです。そりゃ政府による陰謀のでかい話もいいんですが、色々海外ドラマ観すぎたせいか、「どうせこの脚本書いている時は、先の事までは考えてないんでしょ」とか思ってしまうんですよね。

で、ちょっと『X-ファイル』へのテンションが下がってしまった時に何かないかなーと思ってhuluで探してて出てきたのが、『ウェントワース女子刑務所』。

ウェントワースウェントワース女子刑務所

これは、めちゃくちゃ面白かったです。刑務所モノ……って、要は「悪いムカつく様な奴らばかりが出てきて、いかにサバイバルするかってストーリーでしょ」と思うんですが、ハッキリ言ってそのとーり! びっくりするくらいその通りで、囚人は無論、看守も看守長も刑務所長も誰も彼も、一癖も二癖もある人ばかり(日本人がなぁなぁな関係を良しとする文化なので、なんでもハッキリパッキリする・話すだけでそう見える部分もあるんですが)。

このウェントワース女子刑務所』の何が良いって、1話から面白いんですよ。実は、ドラマって最初は登場人物に愛着がないからちょっとつまらなかったりするんですが、このドラマは初っ端から食らいつかせてくれました。ネットで感想書いてる人が皆そうであるように、次も観よ次も観よ……となってやめられません。ちなみに、主人公はビーという名の普通の主婦。夫のDVが酷くて殺人未遂を犯してしまい収監されます。そんな初回は怯えまくっていた彼女が、やがてプリズン全体のボスにのし上がってゆくという話。

ドラマ全体の構造としてちょっと興味深いのが、シーズン最終話に必ずカタルシスがあるエンドで次シーズンに向かうんですが(要はハッピーエンド的に終わる)、次シーズンが始まると、何故か前シーズンで改心してた(様な気がする)キャラクターがまた最悪に戻ってたり、不穏な空気に逆戻りするトコロ。話を転がす為には、しょうがないのかも知れないけど、せっかく前回ウェントワース刑務所が平和の道を歩むのかと思ったらまたやり直しかい、というちょっとガッカリ感があります。

 

『ウェントワース女子刑務所』を観てた時はまだ多忙だったんですが、あっという間に最新話まで観てしまい、しばらくYoutubeとかを聞いてましたが、一段落したんで腰を据えて何か観ようかなと思って、遂に手を出してしまいました。『ゲーム・オブ・スローンズ』!

ゲーム・オブ・スローンズ

ずーっと「面白い」という噂は聞いてましたが、絶対にややこしいという印象も持ってたので(あと僕が中世ファンタジーものがあまり好きでもないという理由もあって)、避けてたんですが、観始めました。

まず何がビックリって、画面のクオリティの高さと残虐描写。女性の裸もバンバン出て来る。映画となんら変わらないです。以前は格付けからすれば「ドラマ<映画」でしたが、近年ドラマが海外で売れて利益が半端ないせいか、制作予算も含めて「ドラマ=映画」にまでなりつつある印象です(映画も含めてその世界では日本は置いてきぼりですね……)。

まだシーズン2の最初辺りなのですが、これまた「次観た次観たい」とやめられない状態になってます。まだまだ楽しめそうです。